「髪が細くてコシがないから、どう頑張っても時間経つと根元がペタンとしちゃう…」とか「なぜか毛先や顔周りだけは頼りなく『ポワポワ』と浮いて、まとまらない…」
「ボリュームがないのに毛先は湿気でボワッと広がる… どうにかならないの?」根元にはボリュームがなくて寂しい印象なのに、中間から毛先にかけては髪が軽すぎるから
あの独特な「ポワポワ」とした質感に悩んでいる…。ドライヤーで抑えても、時間が経つとまたポワポワと浮いてきてしまう…。
「ペタンコなのにポワポワ」という、ボリュームが欲しいというのにそのボリュームの広がりが欲しいわけじゃないとお悩みの方は、実はとても多いもの。
「ポワポワ」とした広がりを解消したいと考えた時に、選択肢とて挙がるのが縮毛矯正。ですが同時にこんな不安が頭の中をよぎるはず。
「ただでさえボリュームがない細毛なのに、縮毛矯正したら余計にペタンコになって、もっと貧相に見えるんじゃないか?」「あのポワポワは無くなるかもしれないけど、代わりにボリュームが完全になくなったら嫌だ…」
このように感じたりする不安は本当に間違っていません。
細毛でペタンとしやすい髪だと縮毛矯正の性質上どうしてもボリュームダウンしてしまうからですね
しかし、だからといって「ペタンコ+ポワポワ」という悩みを、自分の髪質はこうだから仕方ないんだと諦める必要は、全くありません。細毛でペタンとしつつポワポワする、ならペタンとする原因さえわかっていれば回避できるんですよね
この記事では「細毛でペタンとしてポワポワする髪」を根元のボリュームを保ちながら、あのポワポワを綺麗に解消し、ボリュームを奪わない縮毛矯正アプローチを実際どうしてるかをお客様の施術例とともにご紹介していきます
「私の髪質が悪いから仕方ない…」そう諦める前に、
一度読んでみてください♪
髪が細くてボリュームがなかなか出ないお客様の事例
今回のお客様はご紹介でのご来店で
担当させていただくのは初めて。

ご来店時の状態
事前情報としては
- 2ヶ月ペースでカラーをしている
- 2年前に全体的に縮毛矯正をしている
- 年末に前髪だけ縮毛矯正をした
ということをお伺いしている状態だったんですよね
実際ご来店いただいた状態がこちらなんですが括ったりしていたりで、ゆるくうねっていたりはしていますが、スタイルとしてしっかりとレイヤーが入っている状態なので、うねるより動いてるという表現の方がいいかもしれませんね

内側がうねる状態
そしてお悩みが
- 年齢のせいか髪質が変わってポワポワしてきた
- 髪質がどんどん細くなってきた気がする
- ボリュームが出づらくペタンとしたくない
というのが今回縮毛矯正をしながら解決していきたい部分。
実際僕自身も年齢重ねるにつれて細くなるし、ペタンとするしで
加齢による髪質の変化というのを痛感していますので共感しかないでところのお悩みになります
ただ、縮毛矯正をするとなるとボリュームダウンはどうしても避けられない問題だったりしますがやりようはあるんですよね

濡らすと全体的にうねりが出る
濡らしたりすると本来のクセが出てきますが、思っていたよりカールがでる状態。2年ほど全体的に縮毛矯正をしていなかったので仕方ない部分ではありますが、しっかり伸ばしたいけどペタンとしないようにする
簡単に聞こえるかもしれないけど案外難しい部類。
そこを解決するポイントを簡単に解説していこうと思います
ペタンとしないためにしているこだわり4選
縮毛矯正をしていくなかで仕上がりに直結していくのが大きく
薬剤とアイロン操作によるもの。よく優しい薬剤だからボリュームが残せるんですよという投稿を見たりもしますが、そんなことはないですよね。
なので有名なもので言えば、酸性縮毛矯正だからとか
〇〇ストレートだからとか全く関係ないということ。
薬剤の『化学』と物理の『技術』の両方の性質をしっかり踏まえたうえで施術する必要があります。
根元ギリギリに薬剤を塗布しない
クセを伸ばしたいとなれば、うねりなどが発生してくる根本から
伸ばしてしまうのがベストであるので根元ギリギリまで薬剤を塗る必要があります
ですが、ボリュームが欲しい方にとって一番大切になるのが
根元のふんわり感であったりするんですよね
なのでわざと根元ギリギリまで薬剤を塗らず、1センチ以上間を空けて薬剤塗布していくことで、その部分は伸びませんが1センチ分のクセによるボリューム感というのがふんわり感に繋がる
そんなイメージをしてもらえればいいかなと。
デメリットはもちろんその1センチ分は伸ばせないということ
根元のボリュームが出るようにアイロン操作をする
これは薬剤塗布と連動した技術になりますが、まっすぐ伸ばすというのを意識しすぎると髪の形状もまっすぐになるので『丸み』がでなく、ペタンとする要因の一つになってしまうんですよね
ここに関してはヘアスタイルにあわせて根元のボリューム感を
アイロン操作で調整をしていくので、逆にボリュームを潰すという選択も取ることができるようになるんですが、ふんわり感が欲しい欲しい時はあえて引き締める部分を作ってあげることでメリハリができ、ふわっと感が際立ちます
アイロンで髪を挟む際プレスしすぎないようにする
これもアイロンの技術になってきますが、縮毛矯正をしていく上で必須なのが髪をアイロンで挟んでまっすぐにしていく作業。
ここで髪をギュッとアイロンで押しつぶすように挟んでしまうと髪の形状もペチャンとしちゃいます
丸みを帯びた『うどん』なのか平たく薄い帯状になった『きしめん』だと、どっちがボリューム出そうとなるのは『丸み』の方になりますが、凸凹した髪の形状を綺麗なツヤがあり、しなやかな状態にしていくには髪の形状をいかに丸みを残せるかどうか
ここがキモになってくるかと
薬剤のパワーをドンピシャで髪に合わせていく
髪のダメージ具合やヘアスタイルは人それぞれですが、髪に合わせた施術をしていきます。というのは今までたくさん聞かされてきたことだと思いますし僕自身も状態に合わせて施術をします
ただ、クセを伸ばすために必要以上のパワーを使わないということ。ここはとても意識している部分ではあるんですよね
単純にクセを伸ばす力が強くなっていくにつれて、まっすぐになる力も比例して強くなるんだよよ思ってもらえればOK。
逆にクセがあまり伸びなかったという経験があった方は
クセを伸ばす薬剤の力が単純に足りなかったと判断しても
全然いいかと思います。もちろん薬剤だけの原因ではないのが縮毛矯正なので一概には言えませんけど、目安にはなるんで。
仕上がり:ボリュームを残したツヤ髪へ
他にもこだわりはあったりしますが、仕上がりはこんな感じ♪
ポワポワした髪はクセ毛による原因なので伸ばしさえすれば
撃退できたりしますし、ボリュームを完全にそのまま残すのは無理ですが、最小限でボリュームを抑えるようにすれば今までの悩みだって解決できたりするんですよね。
2年ぶりの全体的な縮毛矯正でしたけど過去1の評価を頂けたので
これからは定期的に縮毛矯正のリタッチをしていきながら状態をキープしていけるようなご提案をさせていただいてます。
だいたい半年ペースで縮毛矯正をしたいかな?とはお伝えしてますが、3ヶ月ほどすると前髪のうねりやぽわつきが気になるとおもうのでそのタイミングで1度前髪のみ縮毛矯正をする。
これで毎日アイロンしたりポワポワを抑えるためにオイルをつけるなどせずにすむので、髪の毛の手入れがグッと楽になりダメージ原因の積み重ねも減るのて髪の負担も軽減ですね。
▶︎ 髪のお悩み、気軽にご相談ください♪
ご予約やご質問は、どうぞお気軽にご連絡くださいね!
- 自分にはどのメニューが合うのか分からない
- ダメージとクセがきついのはどうしたらいいの?
- 今の現状からできる改善策も知りたい
あなたにも理想としている髪型や髪質はあるはず。
でも無理に諦めてしまわなくても大丈夫。
これからは一緒に『あなたのなりたい』を叶えていきましょう♪
ご来店されてからでも、ネット上のどちらでも
お気軽にご相談していただけたら嬉しいです♪

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