「酸性縮毛矯正って傷まないって聞いたけど…本当?」
クセ毛に悩んでいても、縮毛矯正によるダメージが怖くて踏み出せない
このようなお悩みや不安を抱えた状態でご来店されるお客様が大半ですが
最近よく耳にする「酸性縮毛矯正」は従来の方法よりもダメージが少ない!と
美容師さんから言われてましたと聞くことが多いですが
実際のところどうなのか…気になりますよね。
今回は姫路で髪質改善・縮毛矯正に特化した美容師である私が
酸性縮毛矯正のリアルな施術例と注意点について詳しく解説します。
酸性縮毛矯正は本当にダメージレスなの?
結論から言ってしまうとダメージした髪の毛のクセを
縮毛矯正をして伸ばしいく時点でダメージは確実にします
昔からある薬剤で酸性縮毛矯正と比較される縮毛矯正として
アルカリ矯正を紹介されることがありますが
比較的健康的な髪に向いてる薬剤であったりします
どれだけ良い薬でも副作用があったりするように
酸性縮毛矯正だから全ての髪にダメージレスでクセを
伸ばしていくことができるわけではありません
酸性縮毛矯正はこんな髪質の方におすすめ
酸性縮毛矯正に向いていないと思う髪質
実際の施術をご紹介していきます
本日のゲスト
一年前ぐらいからご来店されて今回は半年ぶりのご来店
「春から社会人になるのでその前にクセをなんとかしたい」
パッと見だと普通のブラウン系統のカラーをしてるように
見えたりするんですが初めてご来店された際は
全体的にブリーチしていたり明るめのカラーをしていて
その後黒染めをして色が落ちてきた状態なんですよね
なのでブリーチなどをしていた部分と
健康的な髪が入り混じってる少し複雑に状態な履歴に。
美容師さんに伝えると施術自体を断られやすいのが
ブリーチ毛に対しての縮毛矯正だったりするんですよね
でもこういったブリーチ部分や傷んだりした髪に
アルカリ矯正の薬剤が向いてないとなれば
酸性縮毛矯正を選択するのがベター
どんなやり方であっても
縮毛矯正は縮毛矯正なんですよね。
なので適材適所が大事になってきます
酸性だから安全は完全に危険
縮毛矯正をした後がこちら
ピョンっとはねたり
うねっていたクセが収まり
ツヤのあるショートスタイルに。
今回は酸性縮毛矯正で施術しましたが
髪が綺麗になれるならホントは
どんなやり方でもいいんですよね
たまたま酸性縮毛矯正が
今回の髪の状態にぴったりと
当てはまる施術であったわけで。
『酸性縮毛矯正をすればダメージレス』
なんてことは自分自身も言わないですし、
どんな施術であれで
【傷ませないように施術すること】
これが大事じゃないかなと思ってます
ダメージレスだからといっても
それにかまけて雑に髪を扱えば
結果は悪くなるのは目に見えてますし。
お問い合わせを頂くなかでも
「酸性縮毛矯正でやってほしい」と
言われることもあったりしますが、
『クセと髪の状態によっては相性が悪い』
なんてこともしばしば。
万能な薬剤や施術ってないですからね
どんな施術でも髪の状態に
しっかり合わせていかないと
その場は良かったとしても、
のちのち悪くなるケースだって
あったりもするんですよ
今後はショートから
少し伸ばしていきたいそうなので
雰囲気の変化も楽しんでもらたらなと。
『いかに負担をかけないようにして
髪を扱いやすく楽しめるように
ヘアスタイルを作っていけるか』
ここはいつまでもこだわり
続けていきたいですね
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