【姫路でも美髪体験】話題の酸熱トリートメントって？髪質改善できるの？

ここ数年で髪質改善がブームになり
その発端となったのが
美容室のメニューでも見るであろう

【酸熱トリートメント】

美容業界でも話題で様々な
情報が行き交うんですが

正直なところで言えば
何が良くてどんな効果があって
どんな方におすすめなのか

よく美容師さんがオススメしてるし
３回通えば綺麗になるとかとも聞くけど
実際のところはどうなのか

ここについて書いていきます

先に結論から言ってしまいますが

酸熱トリートメント3回で綺麗になるなら
誰も悩まないし、苦労しないよってこと

回数でもなく（状態によりけりすぎる）
本当にあなたの髪の悩みに合ってるの？
ここが重要になってくるところです

酸熱トリートメントってどんなもの？

①酸のチカラを利用している

酸熱トリートメントだからと言って
全部が全部、同じ商品を使用して
施術をしているわけではないんですよね

酸にも色々種類があり
それぞれに効果も変わってくるので。

普段生活している中で身近な酸だと、
お掃除とかでも使える『クエン酸』
これも酸の仲間なんですよね

主に酸熱トリートメントといえば
『グリオキシル酸』や『レブリン酸』などが
メインで使われていますが

細かい話になると美容師向けになるので

一般の方は単純に
酸熱トリートメントは

『酸を利用してするトリートメント』で
その中でもそれぞれ違う効果があって
手触りも変わってくるんだなぁ・・

これくらいの認識でOKです

②熱のチカラを利用している

先ほど『酸』について書きましたが
酸熱の酸の次は『熱』

文字通りなんですが
酸のチカラを発揮するために
熱を利用するんですよね

よくツヤツヤな仕上がりになるのを
ネットやSNSで見かけたりしませんか？

あれは酸のチカラを発揮するには
どうしてもアイロンの熱が必要なため、
最後にヘアアイロンを通してるんですよね

 

なので「くせ毛でも真っ直ぐになる」
それが髪質改善なんだと思われる方も
とぎどきいらしゃるのですが

それは基本的には難しいんですよね

③通常トリートメントとは工程も違う

一般的なトリートメントと違い
酸熱トリートメントは工程が少し変わります

3ステップトリートメントみたいに
これつけたら次は〜のような流れではなく

ざっくりとした流れはこんな感じ

ここからさらに細かい施術があったり
お店ごとに違ってくると思いますが
一連の流れはシンプルではありますよね？

必ず最後にアイロンを使用した
『熱』が必要になってきます

するかしないで言えば
した方が確実に効果は出るので
アイロン仕上げになるんですよね

効果とメリット

酸熱トリートメントがどんなものか
簡単にイメージができたら

することで何が変わるの？

ここについてお話ししていきます

髪の内部の補強ができる

これは従来のトリートメントでは
補いきれないところに
アプローチできるのが大きな特徴

じつは髪の毛はいろんな結合を持っていて、

例えば髪が濡れるとウネリが出てきたりする
こんな方は水素結合と呼ばれるものだったり。

じゃあパーマは？ってなるとまた違う
結合のところにアプローチをして
曲げたりまっすぐにしていきます

では酸熱トリートメントはどうなのか

髪の内部に新しい結合を一時的に
形成してあげることができるんですよね

特にハイダメージになってくると
髪の内部がボロボロになりだすので
他の結合が壊れてしまうんですよね

髪は生き返ることは
理論上ありえないことなので

壊れた部分の代わりとなるように
別の結合で補強していきましょうね
こんな感じなんですよね

あくまでも別の結合であり
補強になるので髪は治りはしません

ただあまりのハイダメージには
別の結合を髪の内部で作らないと
髪が切れてしまう可能性もあるので

そういったハイダメージ毛の
ヘアケアとしても使えるんですよね

ツヤが出やすくなる

ダメージが重なり出すと
どうしても髪がうねりやすくなります

これは髪の内部が空洞化するので
スカスカな状態になっているから

本来しっかりドシっと髪を
支える土台になる部分が弱いので
そこの補強をしてあげることで

ダメージによるうねりが
収まりやすくなるようになっていき
状態も改善されていくんですよね。

イメージでは組体操の『タワー』に近くて、
下の土台がないとグラグラして
不安定な状態になったりしますよね？

土台になる部分を固めていくことで
しっかりとしたタワーができるのと同じで

髪の内部も酸熱による結合で
土台を少し整えてあげるような感じ。

グラグラしてる＝ヨレている
これをしっかり整えてあげることで
シャキっとする＝ヨレが取れやすくなる

これは服のヨレとも似ていますよね

ワイシャツもピンッとしていると
綺麗に見えたりしますよね？
そんなイメージを持ってもらえたらokです

効果が長持ちしやすい

これは一般的なトリートメントが
多少なりとも髪の内部に働きかけても
そこまで効果が得られなかった

結合を形成することができなかったから

これが今までのトリートメントと
大きな差になっているんじゃないかなと。

トリートメントと言っても様々で

手触りをよくするコーティングタイプか
髪の内部を補強していくタイプなのか
はたまた新しい結合を作るタイプなのか

もちろん今までやってきたケアで
効果がなかったという方でも
効果を感じやすいのかなと思います

酸熱のデメリットはちゃんとある

• 髪が一気にギシギシになる
• クセは伸びないのでまっすぐにならない
• 知識ない人にされると傷むだけになる

メリットがあればその分デメリットだって
存在するのは世の常ですよね

色んな効果があったりする
酸熱トリートメントですがもちろん
デメリットだって存在します

髪が一気にギシギシになる

髪は本来弱酸性ですが
ヘアカラーなどで『アルカリ』に傾くと
本来の状態とは異なるため

酸を使っていくことで
アルカリから弱酸性に戻してあげる

そうすることで
アルカリによって開いていた
髪のキューティクルを引き締める

これが酸を使う目的でもあるんですが
必要以上の酸を使うと

【引き締めすぎる】
いわゆる過収斂っていうもので

水に濡れたタオルを絞る際
これでもかって絞っていくと
水が落ちていくのに加えて

少しギシギシになっていきませんか？

髪の毛も繊維のような
構造をしているので
必要以上の力で引き締めてしまうと

髪は荒れやすくなってしまいます

特に酸熱トリートメントで
使用される酸はかなり強いので

急激に髪が引き締まるケースもあります

例えば、車でもスピード出してたら
急ブレーキかけてもその場でピタッとは
もちろん止まれませんよね？

止まりたい位置の先に人がいれば、
下手すれば交通事故になりかねません

目的の位置に止めたいとなれば
徐々にスピード落としていきながらのはず。

髪にも等電点と呼ばれる
髪にとって居心地のいい状態があります

そこになるべくゆっくりと戻すのが
『酸』の役割でもあるんですが、
強すぎると先ほど挙げた例のように

事故＝引き締まりすぎてギッシギシになる

みたいな感じになってしまうので
酸熱を取り扱う時は注意がいるんですよね

クセは伸びないのでまっすぐにならない

これに関しては最近は少なくなりましたが

酸熱トリートメントをすることで
クセが伸びるとは思わない方がいいです

もし伸びるんですよってなっても
クセが伸びる＝クセが伸びる力がある
ということにもなりますからね

うねりが弱いクセなら落ち着くだろう・・
それくらいの認識のほうがいいかなと。

しっかりクセを伸ばしたいなら
縮毛矯正を選んだ方がベターですし

無理やりクセを伸ばせるからといって
強引な施術をすると、回数重ねるたびに
修復が難しくなってくるんで注意です。

知識ない人にされると傷むだけになる

薬剤にも適材適所があるので
一概に酸性○○だから安心安全っていうのは
本当に偏った知識でしかありません

薬剤なので文字のごとく
『薬』なんですよね

良い方にも働くことも
その逆に位置するデメリットだって
あるはずなんですよね

風邪薬だって同じです
風邪はなおりやすくなるけども
眠たくなりやすかったりしますよね？

同時併用してはダメなケースだってあります

なので、簡単に扱えて
手軽にこれを使えば髪質改善できますよ

なんて言い切るのは
全員に当てはまることでもないんです

まとめ

得られるメリットはこちら

デメリットになりうる要素はこちら

酸熱トリートメントは結局いいの？
っていう質問へのアンサーとしては

『合う合わないが人によって違うから
一度試してみたらいいんじゃないですか？』
という答えになってしまうんですよね

髪がものすごく健康的なら
酸熱トリートメントをする必要ありませんし。

僕個人の意見としても
酸熱トリートメントだけで
ヘアケアできるなんて思ってなく、

髪を綺麗にするための
一つの手段として持っているツール
そんな感じなんですよね

酸熱トリートメントに限らず
他のヘアケア方法もありますので

自分には合ってるのかな？
どういったものなのか分からなかった
という方は参考にしてみてくださいね。

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